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ホホバオイルであせも(汗疹)が改善?

〜ホホバオイル専門店の見解は…?


こんにちは。ホホバ屋さんの長谷川です。( ̄∇ ̄)/
今朝の天気予報。 「日中は真夏日になるでしょう」と!!(; ̄Д ̄)
いやいやいや、まだ5月ですよ。お天道様、まだそんなに張り切らなくても…(゚∇゚ ;)

っと、ふと「あ、そう言えば、暑くなってくると増えてくるお問い合わせがあったな!」と思い出しました。 全体からすると「まれな事例」ではあるのですが、それでも大事なことかなと思うので、記事にしておこうと思います。

では今回もまず、この記事のまとめを最初に書いておきます。
長文を読むのが面倒なときは、とりあえず「赤い部分」だけでも読んでおいてください。

非常にまれな事例ではあるのですが、ホホバオイルの使用中に湿疹・発疹の症状が現れる人がいらっしゃいます。 暑くなってきてからこの症状が見られた場合、また、特にお子さまである場合も、ホホバオイルによるアレルギー反応等ではなく「あせも(汗疹)」(または汗荒れ)である可能性があります。 「お肌に合わないのかも…」と不安になる前に、一度、お医者さんに診てもらってください。
また、日本ではホホバオイルは医薬品(お薬)の扱いではございませんので、「塗布することによってあせもを治療・改善する」という効果をうたうことは認められておりません。 あせもの疑いのあるときはホホバオイルだけで治そうとせず、お医者さんに相談したりなど、適切な処置を行ってください。
また、近年は「あせも(汗による湿疹)」ではなく「汗荒れ(汗による肌荒れ)」でお悩みの方も増えてきているようです。 それに関しては別に記事にしましたので、あわせてご覧ください。 →汗荒れ(汗あれ)対策にホホバオイルは使える?

「まとめ」と言いながら、かなり長くなってしまいました。(^_^;)
以下、もう少し補足をしていきます。

近年、夏だけでなく春や秋も気温が高くなることが多くなり、「化粧品によるあせも」という事例もあるようです。
これは、お肌の「化粧汚れ」によって汗がきちんと蒸散されない可能性があるのではないか、とも言われているようです。

ホホバオイルに関しましても、「保湿」や「マッサージ」で使う場合、オイルを塗ったあとは拭き取らずにそのままにしておくことが多いので、このときにお肌が清潔な状態でなかったりすると、汚れをお肌に閉じ込めたままにしてしまう可能性もあるかもしれません。 ですので、ホホバオイルを塗る前には、できる限りお肌を清潔な状態にしておいてください。

また、時には「ホホバオイルはあせもに効くから、塗るといいよ」という情報を見かけることもあるかもしれませんが、少なくとも日本でホホバオイルは「医薬品」や「薬用化粧品」として認められておりません。 ですので「あせもに効く(改善するの意味)」などの効果を公に表示することは認められておりません。 また同様に、「殺菌作用」や「抗菌作用」や「抗酸化作用」などの効果をうたうことについても法令で厳しく規定されておりまして、ホホバオイルでそのような効果をうたうことは明確な過剰宣伝にあたり、違反行為と言えます。
ホホバオイルはあくまでも「化粧品」に分類されるものです。 お肌に異常のあるときに、やみくもに化粧品を過剰に使用してしまうと悪化を招く危険性もございます。 あせもの症状が見られた場合は、「効くはず!」と過剰にホホバオイルを塗布するのではなく、お医者さんに相談されたりして、適切な処置を行ってください。

また、お子さまは大人よりも発汗が盛んですので、大人よりも注意する必要があるかと思います。
特に赤ちゃんにベビーマッサージをしてあげると、赤ちゃんの体は温まって、より発汗が盛んになります。 滑りを良くするためにオイルをたっぷりと使われるお母さんも多いかとは思いますが、特に夏場はマッサージ後のお肌のケアに気を配ってあげてください。

話は少し変わりますが、ホホバオイルは「保湿」や「マッサージ」だけでなく、「クレンジング」(洗浄)にお使いの方もたくさんいらっしゃいます。
皮脂や化粧品がもとになった「脂汚れ」を、ホホバオイルで溶かして取り除いてしまおう、というわけですね。 (ホホバオイルにはいわゆるケミカルな成分(界面活性剤など)は一切含まれておりませんので、短時間で劇的に落ちる洗浄力があるのではなく、ゆっくり丁寧に時間をかけて洗浄する感じですが。)
さきほど「お肌の汚れが汗の蒸散を妨げている可能性もある」と少し触れましたが、ホホバオイルによるクレンジングを行うと、多少なりとも役には立つかもしれませんね。

なお、クレンジング目的で使用される場合は、通常の洗顔の前(ボディであれば石鹸やボディーソープで洗う前)に、ホホバオイルをタップリと使って軽くマッサージをする感じでじっくり行ってください。
なお、そのときにお肌の上に残っているホホバオイルは、「脂汚れや化粧汚れと混ざり合ったホホバオイル」になりますので、そのまま残しておくのは清潔とは言えません。 なので、洗顔フォームや石鹸などで一度全部きれいに洗い流してください。
「保湿のときには塗りっぱなしでOK」のホホバオイルですが、洗浄(クレンジング)のときは一度きちんと洗い流すことを忘れないでくださいね。

さて、後半は主にクレンジングに関する内容で、少し脱線した感じもありますが・・・
ただ、「ホホバオイルは医薬品ではない」ため、「あせもの改善という効果は公に認められていない」ということだけは、知っておいてください。

では最後に、今日のひとことまとめ。

「あせも(汗疹)」の症状が見られた場合、「改善のため」と考えてホホバオイルを過剰に塗布するのは、控えてください。
ホホバオイルは医薬品ではございませんので、「塗布することによってあせもを治療する」という効果は認められておりません。 ですので、あせもの疑いのあるときはホホバオイルだけで治そうとせず、お医者さんに相談したりなど、適切な処置を行ってください。

この記事を書いた日:2014年5月28日

※上記はあくまでも一例です※
スキンケアの方法に「すべての人にとって100%絶対にコレが正解!」というようなものはございません。 ひとつの情報に固執したり、ひとつの方法にこだわりすぎず、「合わないな」と感じたら別の方法を試したりして、ご自身に合った方法を色々探してみてください。

お客さまからのご意見・ご感想

ホホバオイルであせも(汗疹)が改善?

この記事を書いた日:2014年5月28日

こんにちは。ホホバ屋さんの長谷川です。( ̄∇ ̄)/

今朝の天気予報。 「日中は真夏日になるでしょう」と!!(; ̄Д ̄)
いやいやいや、まだ5月ですよ。お天道様、まだそんなに張り切らなくても…(゚∇゚ ;)

っと、ふと「あ、そう言えば、暑くなってくると増えてくるお問い合わせがあったな!」と思い出しました。 全体からすると「まれな事例」ではあるのですが、それでも大事なことかなと思うので、記事にしておこうと思います。

では今回もまず、この記事のまとめを最初に書いておきます。
長文を読むのが面倒なときは、とりあえず「赤いデカ文字」の部分だけでも読んでおいてください。

非常にまれな事例ではあるのですが、ホホバオイルの使用中に湿疹・発疹の症状が現れる人がいらっしゃいます。 暑くなってきてからこの症状が見られた場合、また、特にお子さまである場合も、ホホバオイルによるアレルギー反応等ではなく「あせも(汗疹)」(または汗荒れ)である可能性があります。 「お肌に合わないのかも…」と不安になる前に、一度、お医者さんに診てもらってください。
また、日本ではホホバオイルは医薬品(お薬)の扱いではございませんので、「塗布することによってあせもを治療する」という効果をうたうことは認められておりません。 あせもの疑いのあるときはホホバオイルだけで治そうとせず、お医者さんに相談したりなど、適切な処置を行ってください。

(また、近年は「あせも(汗による湿疹)」ではなく「汗荒れ(汗による肌荒れ)」でお悩みの方も増えてきているようです。それに関しては別に記事にしましたので、あわせてご覧ください。 →汗荒れ(汗あれ)対策にホホバオイルは使える?

「まとめ」と言いながら、今回はデカ文字部分すらちょっと長くなってしまいました。(^_^;)
以下、もう少し補足をしていきます。

近年、夏だけでなく春や秋も気温が高くなることが多くなり、「化粧品によるあせも」という事例もあるようです。
これは、お肌の「化粧汚れ」によって汗がきちんと蒸散されない可能性があるのではないか、とも言われているようです。

ホホバオイルに関しましても、「保湿」や「マッサージ」で使う場合、オイルを塗ったあとは拭き取らずにそのままにしておくことが多いので、このときにお肌が清潔な状態でなかったりすると、汚れをお肌に閉じ込めたままにしてしまう可能性もあるかもしれません。 ですので、ホホバオイルを塗る前には、できる限りお肌を清潔な状態にしておいてください。

また、時には「ホホバオイルはあせもに効くから、塗るといいよ」という情報を見かけることもあるかもしれませんが、少なくとも日本でホホバオイルは「医薬品」や「薬用化粧品」として認められておりません。 ですので「あせもに効く(改善するの意味)」などの効果を公に表示することは認められておりません。 また同様に、「殺菌作用」や「抗菌作用」や「抗酸化作用」などの効果についても法令で厳しく規定されておりまして、ホホバオイルでそのような効果をうたうことは明確な過剰宣伝にあたり、違反行為と言えます。
ホホバオイルはあくまでも「化粧品」に分類されるものです。 お肌に異常のあるときに、やみくもに化粧品を過剰に使用してしまうと悪化を招く危険性もございます。 あせもの症状が見られた場合は、「効くはず!」と過剰にホホバオイルを塗布するのではなく、お医者さんに相談されたりして、適切な処置を行ってください。
(なお、この記事を書いている現時点で、日本国内で医薬品扱いのホホバオイルは存在しないと思います。)

また、お子さまは大人よりも発汗が盛んですので、大人よりも注意する必要があるかと思います。
特に赤ちゃんにベビーマッサージをしてあげると、赤ちゃんの体は温まって、より発汗が盛んになります。 滑りを良くするためにオイルをたっぷりと使われるお母さんも多いかとは思いますが、特に夏場はマッサージ後のお肌のケアに気を配ってあげてください。

話は少し変わりますが、ホホバオイルは「保湿」や「マッサージ」だけでなく、「クレンジング」(洗浄)にお使いの方もたくさんいらっしゃいます。
皮脂や化粧品がもとになった「脂汚れ」を、ホホバオイルで溶かして取り除いてしまおう、というわけですね。 (ホホバオイルにはいわゆるケミカルな成分(界面活性剤など)は一切含まれておりませんので、短時間で劇的に落ちる洗浄力があるのではなく、ゆっくり丁寧に時間をかけて洗浄する感じですが。)
さきほど「毛穴の汚れが汗の蒸散を妨げている可能性もある」と少し触れましたが、ホホバオイルによるクレンジングを行うと、多少なりとも役には立つかもしれませんね。

なお、クレンジング目的で使用される場合は、通常の洗顔の前(ボディであれば石鹸やボディーソープで洗う前)に、ホホバオイルをタップリと使って軽くマッサージをする感じでじっくり行ってください。
なお、そのときにお肌の上に残っているホホバオイルは、「脂汚れや化粧汚れと混ざり合ったホホバオイル」になりますので、そのまま残しておくのは清潔とは言えません。 なので、洗顔フォームや石鹸などで一度全部きれいに洗い流してください。
「保湿のときには塗りっぱなしでOK」のホホバオイルですが、洗浄(クレンジング)のときは一度きちんと洗い流すことを忘れないでくださいね。

さて、後半は主にクレンジングに関する内容で、少し脱線した感じもありますが・・・
ただ、「ホホバオイルは医薬品ではない」ため、「あせもの改善という効果は公に認められていない」ということだけは、知っておいてください。

では最後に、今日のひとことまとめ。

「あせも(汗疹)」の症状が見られた場合、「改善のため」と考えてホホバオイルを過剰に塗布するのは、控えてください。
ホホバオイルは医薬品ではございませんので、「塗布することによってあせもを治療する」という効果は認められておりません。 ですので、あせもの疑いのあるときはホホバオイルだけで治そうとせず、お医者さんに相談したりなど、適切な処置を行ってください。

(あくまでも「無数に存在するお肌ケアの中の、誰かが実践しているひとつの方法」なので、万人が同じ効果を得られる保証はございません。自分のお肌に合うかどうかは、ご自身でご判断ください。 湿疹が出てしまったあとは、まずお医者さんに相談していただくことが一番です。)

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